8年ぶりの日本開催となる自転車のアジア選手権が20日、東京都大島町で開幕し、障がい者によるパラサイクリングのロード種目のタイムトライアルは、健常者と組む視覚障がいクラスの女子タンデム(22・4キロ)にただ1人出場した鹿沼由理恵(楽天ソシオビジネス)が34分32秒34で優勝した。

 運動機能障害クラスの男子(22・4キロ)は藤田征樹(日立建機)石井雅史(藤沢市みらい創造財団)が1、2位となった。重度の四肢障がいクラスの男子トライサイクル(11・2キロ)は小川睦彦(杉並区役所)が制した。

 ロード種目は24日までで、トラック種目は2020年東京五輪の会場に変更された伊豆ベロドローム(静岡県伊豆市)で26~30日に行われる。