<F1:スペインGP>◇決勝◇9日◇カタルーニャ・サーキット(バルセロナ)◇1周4・655キロ×66周

 レッドブルのマーク・ウェバー(オーストラリア)が1時間35分44秒101でポール・ツー・ウインを飾り、今季初勝利、通算3勝目を挙げた。スペインGPは10年連続でポール・ツー・ウイン決着となった。2位には地元スペインの英雄、フェラーリのフェルナンド・アロンソが入り、観客の大声援を受けた。3位はレッドブルのセバスチャン・フェテル(ドイツ)メルセデスのミヒャエル・シューマッハー(ドイツ)は復帰後最高の4位でフィニッシュした。

 ザウバーの小林可夢偉(23)は今季5戦目で初完走を果たし12位に入った。10番手スタートだったが、1周目に他車と接触して16位まで順位を落とした。それでも粘り強く順位を上げ、マシンのトラブルもなく走り切った。