7月開幕のパリ五輪(オリンピック)競泳男子200メートルバタフライ代表の本多灯(22=イトマン東進)が17日、羽田空港から「リハーサル」と設定した欧州遠征に出発した。
25日からカネ(フランス)、バルセロナ(スペイン)、モナコを巡る欧州グランプリに出場。2月の世界選手権で金メダルを獲得した実力者は「どこまで泳力や体力が戻っているかを確かめる。あとは試合勘。オリンピック前のいいリハーサルにできればと思っています」とテーマを説明した。
自身はピーナツアレルギーと明かし「一番気にした方がいいのは食事」とプールの外でも本番を見据えた心身の準備に入る。米を一度炊飯して乾燥させたマジックライスやみそ汁を持参し、「パリの舞台ではいろいろな食事を用意していただいていると思うけれど、日本とは間違いなく違う。そこに対応できるかも自分次第。なるべく100%のパフォーマンスを出せるようにしていきたい」と力を込めた。
パリの出場権は本命種目のバタフライで得たが、現在も変わらず「競技力向上につながる」と個人メドレーの練習も並行している。ここまでの国内での強化を実戦につなげながら、本番に備える。【松本航】


