スポーツ仲裁裁判所(CAS)は3日、ソチ冬季五輪のフィギュアスケート女子銅メダルのカロリナ・コストナー(イタリア)が反ドーピング裁判所から1年4カ月の資格停止処分などを受けた件で、本人と同国オリンピック委員会から提訴があったと発表した。

 コストナーは処分取り消しを、同委員会は処分を2年とするよう求めた。コストナーは薬物違反で資格停止となった陸上男子50キロ競歩の北京五輪金メダリスト、アレックス・シュバーツァー(イタリア)が企てたドーピング検査逃れに協力した疑いを持たれている。