男子は松平賢二(26=協和発酵キリン)が、同僚の上田仁(23)に7-11、6-11、11-8、17-15、11-9のフルゲームの末に勝利し、6年ぶり2度目の優勝を決めた。

 「上田とは同じチームで練習もしているので、作戦を変えてきたので対応が遅れた。気持ちで上回れたと思います。優勝は素直にうれしい」と笑顔を見せた。昨年からはフランスリーグの強豪アンジェと二重登録して海外経験も積んでいるが、世界選手権(26日開幕、中国・蘇州)の日本代表には選出されなかった。「自分の強みであるフットワークを生かせるように、台上の技術を伸ばしたい。2年間、世界選手権の代表になれていないので、日本代表を目指したい」と、優勝を機に奮起を誓った。

 また、世界選手権代表メンバーで唯一参加した村松雄斗(18=東京アート)は、準決勝で松平に1-3で敗れ、3位だった。