5月2日にアジア杯第2戦の香港戦(東京・秩父宮)を控えるラグビー日本代表が30日、合宿地の宮崎から東京に移動した。

 日本ラグビー協会が同日に都内で香港戦の登録メンバー発表会見を行い、WTB山田章仁(29=パナソニック)のスタメン出場が発表された。山田は現在オーストラリアで世界最高峰リーグ「スーパーラグビー」に挑戦中で、チームの遠征期間に合わせて一時帰国していた。

 当初は24日から30日まで代表合宿に合流するだけの予定だったが、山田は帰国時に「香港戦に出るかはわからないが、5月に(オーストラリアに)戻る予定でいる」と出場へ意欲を見せていた。エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(55)は「パフォーマンスをテストするチャンス」と起用の意図を説明した。