女子53キロ級3連覇を逃した三宅宏実(いちご)は涙をこぼした。

 48キロ級を合わせ10度の優勝を誇る29歳の五輪メダリストは「負けたのは高校以来だと思う。やっぱり悔しい」と声を震わせた。

 昨年末から腰椎の関節炎に苦しみ、まともに練習をこなせなかったという。「怖かったが、逃げたくはなかった」と出場に踏み切り、直前練習より10キロ重いバーベルを挙げたが優勝には届かなかった。

 11月の世界選手権でリオデジャネイロ五輪の出場枠を争う。「早くベストの状態にして出直したい。また五輪で笑うことが私の目標」と奮起を誓った。