木下グループは22日、フィギュアスケート・ペアの「りくりゅう」こと三浦璃来さん(24)木原龍一さん(33)組が、今月25日(日本時間26日)に大リーグ(メジャーリーグ)のドジャース-ロッキーズで始球式を務めると発表した。2人にとって国内のプロ野球を含めて始球式は2度目。メジャーでは初となる。

「りくりゅう」は2月のミラノ・コルティナオリンピック(五輪)で日本ペア初の金メダルを獲得。4月に現役引退を表明し、将来的な指導者転身を視野にプロ転向を発表した。今夏にはカップル競技特化型のアイスショー「THE DESTINY」を東京辰巳アイスアリーナで開催する。

2人は野球と縁がある。木原は、甲子園の優勝回数で全国最多(春夏通算11度)を誇る愛知・中京大中京高の出身。野球部ではないが、クラスメートには元広島の磯村嘉孝捕手(現2軍マネジャー)がいた。23年5月には、木原がファンとして応援する中日の主催試合で始球式に初登場。息の合ったシンクロ投法を披露し、そろってノーバウンド投球を見せた。広島戦で、木原は当時現役の磯村に投げ込んでいた。

19年から練習拠点としてきたカナダ・オークビルはトロント近郊にあり、これまで同地を本拠とするブルージェイズの試合も複数回観戦してきた。三浦はボー・ビシェット内野手(現メッツ)のファン。昨年のワールドシリーズ(ブルージェイズ-ドジャース)では第2戦を現地観戦したほどで、今回も良縁と貴重な機会に恵まれた形だ。

◆三浦璃来(みうら・りく)2001年(平13)12月17日、兵庫・宝塚市生まれ。5歳でスケートを始める。中学2年時の15年にシングルからペアに転向。市橋翔哉と17年から3年連続で世界ジュニア選手権出場。19年に木原とペア結成。22年北京五輪は個人7位、団体銀。22-23年は日本勢初の年間グランドスラムを達成。世界選手権は23、25年優勝。GPファイナルは22、25年優勝。趣味はアニメ鑑賞。大阪・向陽台高から中京大。146センチ。

◆木原龍一(きはら・りゅういち)1992年(平4)8月22日、愛知・東海市生まれ。4歳で競技を始め、20歳でシングルからペア転向。高橋成美と14年ソチ五輪18位、須崎海羽と18年平昌五輪21位。三浦との北京五輪は個人7位、団体銀で、五輪はミラノが4度目。趣味は野球。25年夏にはMLB野球ゲーム「The Show」にてシーズン256本ペースで本塁打を量産。中京大中京高を経て中京大。174センチ。