日本、中国に敗れ５位で終戦／女子バレーＷ杯結果

　バレーボールＷ杯女子大会最終日は６日、名古屋市のガイシプラザなどで行われ、今大会での五輪出場権獲得を逃した日本は中国に１－３で敗れ、７勝４敗の勝ち点２２で５位に終わった。中国が１０勝１敗の同３０で３大会ぶり４度目の優勝を果たし、同じ１０勝の２位セルビアまでが五輪切符を獲得した。

　日本は０－１の第２セットを長岡（久光製薬）や古賀（ＮＥＣ）のスパイクで２５－２２と奪ったが、その後は高さとパワーで上回る中国に２セットを奪われた。

　セルビアはアルゼンチンに競り勝って勝ち点２６。米国はドミニカ共和国を下して９勝２敗で３位、ロシアが４位となった。日本は来年５月の世界最終予選兼アジア予選で五輪出場を目指す。

＜最終順位＞

順	チーム	勝	敗	勝点
1	中国	10	1	30
2	セルビア	10	1	26
3	米国	9	2	28
4	ロシア	9	2	27
5	日本	7	4	22
6	韓国	5	6	16
7	ドミニカ共和国	5	6	16
8	アルゼンチン	4	7	12
9	キューバ	4	7	11
10	ケニア	2	9	5
11	ペルー	1	10	5
12	アルジェリア	0	11	0

※６、７位はセット率による

全試合結果

８月２２日　東京・代々木第１体育館

日本

３

25－16
25－19
25－12

０

アルゼンチン

: 日本対アルゼンチン　喜ぶ木村沙織（中央）ら（撮影・中島郁夫）

８月２３日　東京・代々木第１体育館

日本

２

25－12
18－25
21－25
25－23
13－15

３

ロシア

: 日本対ロシア　スパイクを放つ長岡（撮影・狩俣裕三）

８月２４日　東京・代々木第１体育館

日本

３

25－15
25－12
25－16

０

キューバ

: 日本対キューバ　第１セット、古賀（中央）はスパイクを放つ（撮影・山崎安昭）

８月２６日　東京・代々木第１体育館

日本

３

25－15
25－20
25－12

０

ケニア

: 日本対ケニア　第３セット、ポイントを奪い喜ぶ日本チーム（撮影・神戸崇利）

８月２７日　東京・代々木第１体育館

日本

３

25－18
20－25
30－32
25－15
15－13

２

ドミニカ共和国

: 日本対ドミニカ共和国　第１セット、強烈なスパイクで相手のブロックをはじきとばす木村沙織（撮影・神戸崇利）

８月３０日　宮城・仙台市体育館

日本

３

25－19
25－21
25－15

０

ペルー

: 第３セット、スパイクを放つ木村（共同）

８月３１日　宮城・仙台市体育館

日本

３

25－17
26－24
25－17

０

韓国

: 日本対韓国　スパイクを放つ古賀（共同）

９月１日　宮城・仙台市体育館

日本

２

26－24
17－25
14－25
25－21
9－15

３

セルビア

: 日本―セルビア　第１セット、スパイクを決める長岡（共同）

９月４日　名古屋市・ガイシプラザ

日本

３

25－8
25－10
25－6

０

アルジェリア

: 第１セット、スパイクを決める迫田（共同）

９月５日　名古屋市・ガイシプラザ

日本

１

25－20
23－25
20－25
10－25

３

米国

: 米国に敗れ今大会での五輪出場が消滅、肩を落とす日本の選手（共同）

９月６日　名古屋市・ガイシプラザ

日本

１

17－25
25－22
21－25
22－25

３

中国

: 中国に敗れ、肩を落とす日本の選手たち（共同）

女子出場国	ランク
米国	１位
中国	３位
日本	４位
ドミニカ共和国	６位
ロシア	７位
セルビア	８位
韓国	１０位
アルゼンチン	１４位
ケニア	１９位
ペルー	２３位
アルジェリア	２５位
キューバ	２６位

◆日本代表メンバー◆

No	選手名	年齢	所属	位置	身長
1	長岡望悠	24	久光製薬	WS	179
2	座安琴希	25	久光製薬	L	159
3	木村沙織	29	東レ	WS	185
5	古藤千鶴	32	久光製薬	S	171
7	山口舞	32	岡山	MB	176
8	古賀紗理那	19	NEC	WS	180
9	島村春世	23	NEC	MB	182
12	石井優希	24	久光製薬	WS	180
13	佐藤澪	22	トヨタ車体	L	153
15	内瀬戸真実	23	日立	WS	170
16	迫田さおり	27	東レ	WS	175
19	宮下遥	20	岡山	S	177
21	大竹里歩	21	デンソー	MB	182
22	鍋谷友理枝	21	デンソー	WS	176