西岡良仁(ヨネックス)は先にマッチポイントを握られたが、逆転勝ちで2年連続の本戦出場を手にした。試合後に両手で顔を覆った西岡は「勝って泣いたのは初めてです」と、喜びをかみしめた。

 第3セットでリードされても「負ける気がしなかった」と言い、勝利への執着心で相手を上回った。昨年は予選で力尽き、本戦の1回戦は体調不良で途中棄権。「今年はすべてを出し切りたい」と言い切った。