7人制ラグビー男子日本代表が3日、アジア・セブンズシリーズ第1戦「中国セブンズ」(5~6日、中国・青島)出場のため、成田空港を出発し、今大会から新主将を任命された桑水流(くわづる)裕策(29=コカ・コーラ)は「無敗」に重点をおいた。

 今シリーズは11月に開催される16年リオデジャネイロ五輪アジア予選(香港)の前哨戦。「予選は一発勝負。負けたら終わり。絶対に勝たないといけない。今のところは、やってきたことは全部出そうと話しています。そうすれば、また課題も出る」。出し惜しみはせずに結果にこだわる姿勢を示した。主将の役割には「口がうまいほうじゃないので、全試合に出続けてプレーで引っ張りたい」と意気込んだ。5日の1次リーグでは中国、台湾と対戦する。

 遠征メンバーは以下の通り。

桑水流裕策(コカ・コーラ)、大島佐利(サントリー)、坂井克行(豊田自動織機)、豊島翔平(東芝)、小沢大(トヨタ自動車)、後藤駿弥(ホンダ)、鶴ケ崎好昭(パナソニック)、ジェイミー・ヘンリー(PSI)、彦坂匡克(トヨタ自動車)、斉藤春樹(東京ガス)、後藤輝也(NEC)、合谷和弘(流通経大)