男子50メートル自由形は、中村克(早大4年)が、22秒23で連覇を果たした。2位には0秒65差で難波暉(中京大1年)が入った。

 8月の世界水泳(ロシア・カザニ)代表の中村は、予選を22秒65のトップで通過すると、決勝では前半から飛び出した。「記録的には残念だったが、早稲田に勢いがついた。4回目のインカレを最高のものにしたい」と、チームへの貢献に笑顔を見せた。

 5月23日のジャパンオープン、100メートル自由形で48秒41の日本記録をマークした中村。高速水着時代の2009年に藤井拓郎が出した48秒49を6年ぶりに更新し、注目されていたが、この日も実力の差を見せた。

 6日には100メートル自由形で、個人種目2年連続2冠を狙う。