日本レスリング協会は11月30日、全日本選手権(21~23日、代々木第2体育館)のエントリーを発表した。リオデジャネイロ大会で五輪4連覇を目指す53キロ級の吉田沙保里(33=ALSOK)ら五輪内定5選手のうち、3選手が出場権を得た階級以外で出場。吉田は階級変更前の55キロ級、登坂は53キロ級で出場する。

 日本協会の栄和人強化本部長は「五輪に向けた調整を優先させた。本来の体重に近い階級で出場させる」と説明。増量して63キロ級代表となった川井は、60キロ級で出場する。内定選手は、全日本に出場した時点で五輪代表に正式決定する。