シングルス2回戦で世界ランキング1位の第1シード、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が世界55位イジ・ベセリー(チェコ)に4-6、6-2、4-6で敗れる波乱があった。

 連覇を狙った28歳のジョコビッチはこれが今季のクレーコート大会初戦だった。

 ダニエル太郎(エイブル)はドミニク・ティエム(オーストリア)に6-4、2-6、0-6で敗れた。3日のマイアミ・オープン決勝で錦織圭(日清食品)を破り、今季4勝目を挙げたジョコビッチは5月22日開幕の全仏オープンで悲願の生涯グランドスラム達成を目指す。「誰も無敵ではない。きょうは初対戦の相手が堅実かつ勇敢なプレーで勝利に値した」とコメントした。