2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は25日、新しい公式エンブレムを発表、最終候補4作品のうち、A案の「組市松紋(くみいちまつもん)」を選んだ。作者は、アーティストの野老朝雄(ところ・あさお)さん(46)。シンプルで、日本の伝統を感じさせる面が評価された。
日刊スポーツは、大会公式エンブレムがA案に決定した直後にニッカンスポーツコムで緊急アンケートを行った。午後7時までに861件の回答が寄せられ、A案について「良かった」は278件(32・3%)、「好ましくない」が471件(54・7%)、「どちらでもない」が112件(13・0%)で、「良かった」とする回答は3分の1にとどまった。
「良かった」と答えた人の理由は「日本的」「日本らしい」が圧倒的。「日本の伝統的な色合いで好ましい」「シンプルかつ上品」「さわやか」などが挙がった。一方、「好ましくない」には「地味」「華やかさがない」「インパクトがない」「ワクワクしない」など、地味さを指摘する声が目立った。「海外の人には分かりづらい」とする声もあった。
選考過程については、A案が藍色の単色、左右対称形で、他の3案とは大きく異なっていることから「最初からA案ありきでは」「1つだけ明らかに違っていた」と、出来レースを疑う声があった。
「東京五輪の新エンブレム、納得?」という意識調査を行ったヤフーニュースでも午後8時現在、「納得できる」(34・1%)、「納得できない」(65・9%)で、納得派は3分の1にとどまっている。



