日本スケート連盟は27日、東京都内で2015~16年シーズンの表彰祝賀会を開き、フィギュア男子でグランプリ(GP)ファイナル3連覇の羽生結弦(ANA)と、スピード女子で世界距離別選手権の団体追い抜き2位に貢献し、マススタートも3位の高木美帆(日体大)へ最優秀選手に相当するJOC杯を授与した。

 左足のけがを治療中の羽生は欠席。高木美は「誰からも愛される選手になって、五輪の頂点へ向けて頑張りたい」と今後の抱負を語った。2人のほか、フィギュアは男子の宇野昌磨(中京大)や女子の宮原知子(関大)本田真凜(大阪・関大中)、スピード女子で高木菜那(日本電産サンキョー)ら18人が優秀選手に選ばれた。

 東京運動記者クラブ・スケート分科会が選出する「スケーター・オブ・ザ・イヤー」は羽生が受賞した。