12度の4大大会優勝を誇り、3連覇を狙った世界2位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が2回戦で敗れる大波乱があった。

 同117位で、アジア枠の主催者推薦大会を勝ち上がり本戦出場権を得たイストミン(ウズベキスタン)に、6-7、7-5、6-2、6-7、4-6のフルセットで敗れた。ジョコビッチが、4大大会で3回戦に進めなかったのは、08年ウィンブルドンで2回戦で敗れて以来、9年ぶりのこととなった。

 ジョコビッチは「相手は非常にいいプレーをした。勝利に値するテニスだった。努力をしたが、うまくいかなかった。でも、まだシーズンは始まったばかりだ」と話した。

 勝ったイストミンは3回戦で同31位のパブロ・カレノブスタ(スペイン)と対戦する。