世界選手権(3月、ヘルシンキ)、4大陸選手権(2月、韓国・江陵)の代表でショートプログラム(SP)2位の三原舞依(17=兵庫・芦屋)が、フリー124・08点で1位となり、合計190・16点で逆転優勝した。

 ノーミスで逆転優勝した三原は、喜びつつも「まだ足りないところがたくさんある」と満足はしなかった。今季シニアデビューながら、昨年末の全日本選手権で3位に入り、4大陸選手権、世界選手権出場を決めた。「まだ世界の上で戦える力はない。もっと迫力のある演技をしたい」と初の大舞台に向け、次週も国体に出場し、実戦でさらなるレベルアップを図る。