国際オリンピック委員会(IOC)で2020年東京五輪調整委員会の委員長を務めるコーツ副会長は5日、国際競技連盟(IF)から同五輪の新種目として柔道の混合団体やバスケットボールの3人制など計68種目の提案があったことを明らかにした。

 昨年のリオデジャネイロ五輪では306種目を実施したが、IOCは夏季大会で約310種目を上限に設定しており、東京五輪は「310種目程度となる」との見通しを示した。

 IOCへの新種目提案は2月末に締め切られ、関係者によると、ボクシングは女子2階級の追加を要望、アーチェリーも男女混合団体の導入を提案した。5月のIOCプログラム委員会で協議し、7月の理事会で採用種目を最終決定する。

 IOCは、既に追加種目に決まった野球・ソフトボールや空手、サーフィンなどは310種目とは別枠としている。