世界3大レースの1つ、インディ500で元F1ドライバーの佐藤琢磨(40=ホンダ)が日本人初優勝を果たした。2列目からスタートし、残り5周でトップに立って逃げ切った。

 F1の元総合王者アロンソは残り21周でマシントラブルに見舞われた。一時はトップを快走してスタンドを沸かせただけに「結果は残念だけど、インディ500に参戦して大正解。ハイレベルの仕事を楽しんだ」と悪びれず。F1のモナコGPを2度制しているアロンソは、勝てばグラハム・ヒル(英国)、フアン・モントーヤ(コロンビア)に続く史上3人目の快挙だった。