女子のLS北見が、1次リーグA組最終戦でスウェーデン五輪代表チームと対戦した。1-0の第2Eに2点を奪われて逆転され、その後も失点を重ねた。ワールドツアーランキング2位の強豪を相手に、2-7で敗北。それでも通算2勝2敗で、決勝トーナメント準々決勝に進出となった。

 スキップ藤沢五月(26)は「この試合は相手のミスがなかった。前半からうまく形をつくることができなかった。コーチと反省して次に生かしたい」と話していた。

 約5時間後の決勝トーナメント準々決勝では再びスウェーデン五輪代表チームと対戦。ここまでリザーブだった本橋麻里(31)がリードとして今大会初出場。試合を組み立てて、チームを盛り立てた。この日2度目の激突では、延長の第9Eまで戦って6-5で勝利。強豪にリベンジして4強進出を果たした。

 本橋は「リードに入りましたが?」と質問されると「気づきましたか~」とちゃめっ気たっぷりに答えた。その上で「勝ててよかった。いい試合ができました。自分たちのリズムでできました」とにっこり笑った。

 17日の準決勝では、スイス五輪代表チームと対戦する。