ラグビーの大学選手権は23日に東西2会場で、準々決勝4試合が行われる。

 06年度以来、11大会ぶりの4強進出を目指す京産大(関西2位)は、大阪・金鳥スタで明大(対抗戦2位)と対戦する。16日の3回戦では、1人少ない14人になりながら、24点差を逆転して法大を破った。たたき上げで鍛えた伝統の強力FWは健在で、かつて重戦車と呼ばれた明大とのFW対決になりそうだ。

 京産大は関西リーグの関学戦(10月28日)、近大戦(11月25日)と後半ロスタイムに試合をひっくり返してきた。猛特訓で培った走力で“逆転の京産大”とも呼ばれるが、元日本代表CTBで明大出身の元木由記雄ヘッドコーチは「最初から80分間戦い続けなアカン。明治が油断してくることはないでしょうから、全てを出し切らないと食らいついていけない」と話す。

 オール関西に選出されたフッカー中川将弥主将(4年、御所実)が、近大戦で頸椎(けいつい)を損傷し現在も入院中。チームは「中川のために勝つ」を合言葉にして結束し、悲願の日本一をつかもうとしている。

 京産大-明大は3年連続の対戦になる。京産大は15年度に14-53で敗れるも、昨年度は26-22で勝利した。2年連続の明大撃破で、まずは11大会ぶりの4強に進出する。

 金鳥スタのもう1試合は、天理大(関西1位)-東海大(関東リーグ戦2位)が行われる。

 東京・秩父宮では慶大(対抗戦3位)-大東大(関東リーグ戦1位)、帝京大(対抗戦1位)-流通経大(関東リーグ戦3位)の対戦となる。