勝負の新プログラムは「ソーラン節」だ!

フィギュアスケートのアイスダンスで2季目を迎える村元哉中(かな、28)、高橋大輔(35)組(ともに関大KFSC)が14日、22年北京五輪シーズンのプログラムを発表した。

リズムダンス(RD)は「Soran Bushi&Koto」でマリナ・ズエワさん、イリヤ・トカチェンコさん、矢内康洋さんの振り付け。フリーダンス(FD)は今季の「ラ・バヤデール」を継続する。

北京五輪出場を目指す、21-22年シーズン。高橋は公式サイトで、こう思いをつづった。

「ソーラン節?! とビックリする方もいらっしゃると思いますが、現代風にアレンジされていてとてもカッコいいものになっていて、それがまたスケートのスピード感と合う! 後半の部分はジャンルとしてはヒップホップになります! こちらも、またガラッと雰囲気が変わりますが、日本らしさを取り入れて、これまたカッコいいものに仕上がったと思います! ただ、めちゃくちゃ早いので本当にしんどい!笑 35歳にしてまたこんな早い踊りをするとは…思ってなかったです!笑 年齢忘れて頑張ります!」

20年12月の全日本選手権では小松原美里、尊組(倉敷FSC)に次ぐ2位。国内トップカップルの背中を追う。村元は継続するFD「ラ・バヤデール」について、公式サイトでつづった。

「このプログラムはまだ試合で2回しか滑っていないのと、まだまだブラッシュアップできるプログラムなので、さらに進化したラ・バヤデールの幻想的な世界を大ちゃんと二人で皆様の前でまた表現できる事を心から楽しみにしています。新シーズンに向けて1つ1つ目標をクリアしていけるように頑張ります!」

7月から始まる新シーズン。結果はもちろん、2人で新たな世界観の表現に挑戦する。