スピードスケート・ショートトラックでトリノ五輪女子1500メートル7位の神野由佳(27=綜合警備保障)が24日、現役引退を発表した。所属先も今月末で退職し、今後は教員や指導者を目指し、カナダなどに留学する予定。神野は所属先を通じ「トリノ五輪入賞後、気力、体力を含めてモチベーションの維持が大変難しくなってきたため」と引退理由を説明した。立命大出身の神野は、ソルトレークシティー大会から五輪は2大会連続出場。全日本選手権で03年から総合5連覇するなど日本女子のエースだった。今季は若手の台頭もあり、同選手権の6連覇を逃した。