国際スケート連盟(ISU)の平松純子フィギュア技術委員は24日、2008~09年シーズンからのルール改正で、シニアでは男女フリーの演技でスピンが1つ減ることを明らかにした。10年バンクーバー五輪でも適用される。

 これまでのスピンを4度から3度にすることで演技構成にゆとりを与え、要素をつなぐ滑りなどの5項目による表現力に重きを置いたという。ジュニアはフリーの男子でステップが減り、女子はスパイラルがなくなった。

 また演技中断の原因がけがや靴のひもがほどけたなどの自己責任の場合は、減点は転倒の1点よりも厳しい2点となる。