<スキー:世界ノルディック>◇9日目◇27日◇チェコ・リベレツ

 ジャンプ個人ラージヒル(HS134メートル、K点120メートル)は2回目が悪天候で中止となり1回目だけで終了し、日本勢は伊東大貴(サッポロスキッド)が123・5メートルの119・8点で20位となったのが最高だった。日本は3大会連続でジャンプ個人種目での1けた順位を逃した。

 29歳のアンドレアス・キュッテル(スイス)が133・5メートルの141・3点で優勝し、五輪と世界選手権を通じて初メダルを得た。大会組織委によると、1回目だけで世界王者を決めたのは1989年大会以来。

 日本勢は風に恵まれず、予選1位の葛西紀明(土屋ホーム)は32位、栃本翔平(雪印)は34位、岡部孝信(雪印)は45位だった。