<体操:世界選手権>◇5日目◇17日◇ロンドン

 17歳の鶴見虹子(朝日生命ク、東京・大智学園高)が女子段違い平行棒で14・875点の銀メダルを獲得した。16日に行われた個人総合でも鶴見は、合計57・175点で銅メダルを獲得した。

 五輪、世界選手権を通じて日本女子の銀と、個人総合でのメダルは、1966年世界選手権ドルトムント大会で池田敬子が段違い平行棒2位、個人総合3位となって以来43年ぶり。1大会で複数のメダル獲得も同じく43年ぶりの快挙となった。

 男子個人総合を制した20歳の内村航平(日体大)は床運動で15・475点の4位に終わり、0・100点差でこの大会2個目のメダルを逃した。沖口誠(コナミ)は15・425点の5位だった。