北京五輪のバレーボール男子日本代表の主将でプレミアリーグ、サントリーに所属する荻野正二(39)が9日、大阪市内で記者会見を行い「けがと闘ってきたが、満足できるプレーができなくなった」と、2009~10年シーズン限りでの現役引退を表明した。

 荻野は1988年に福井・福井工大福井高からサントリーに入団。長年にわたり日本代表の中核として活躍し、五輪は92年のバルセロナ、昨年の北京と2大会に出場した。