<バレーボール:全日本大学選手権>◇最終日◇6日◇東京体育館◇男女決勝、3位決定戦

 男子では、東海大が順天堂大を3-1で下して3年ぶり6度目の優勝を決め、今季大学5冠を達成した。立ち上がりこそ固さが目立って相手にペースを握られたが、その後はエース八子大輔(3年)を中心としたコンビバレーを展開。強烈なスパイクを次々と相手コートにたたき込み、逆転で栄冠を手にした。深津旭弘主将(4年)は「去年、一昨年の先輩の分まで、この日のためにやってきた。優勝できてうれしいです」と笑顔を輝かせた。

 女子では、筑波大が嘉悦大を退けて6年ぶり6度目に王座を奪回した。MIPを受賞した皆本明日香主将(4年)は「(連戦で)体力の限界だった。気持ちが上の方が勝つんだと言い聞かせて臨んだ」。悲願達成にうれし涙が止まらなかった。

 <主催>日本バレーボール協会、全日本大学バレーボール連盟、朝日新聞社、日刊スポーツ新聞社、J

 SPORTS<特別協賛>三基商事<協力>セノー

 ◇男子個人表彰▽最優秀

 深津旭弘(東海大)▽敢闘

 今村駿(順大)▽ベストスコアラー

 伊東勇樹(東亜大)▽スパイク

 渡辺俊介(順大)▽ブロック

 近裕崇(東海大)▽サーブ

 八子大輔(東海大)▽セッター

 深津旭弘(東海大)▽レシーブ

 土屋雄太(順大)▽リベロ

 大矢佳祐(東海大)▽優勝監督

 積山和明(東海大)

 ◇女子個人表彰▽最優秀

 皆本明日香(筑波大)▽敢闘

 佐藤美弥(嘉悦大)▽ベストスコアラー

 皆本明日香(筑波大)▽スパイク

 渡辺愛以(嘉悦大)▽ブロック

 古賀香澄(福岡大)、奥村麻依(嘉悦大)▽サーブ

 樋口美紀(筑波大)▽セッター

 渡辺美穂(筑波大)▽レシーブ

 高橋昌美(嘉悦大)▽リベロ

 岩永麻里江(筑波大)▽優勝監督

 中西康己(筑波大)