<競泳:日本短水路選手権>◇初日◇27日◇東京辰巳国際水泳場

 男子50メートル背泳ぎは、昨年の世界選手権ローマ大会の同100メートルで金メダル、50メートルで銀メダルを獲得した古賀淳也(22=スウィン埼玉)が23秒48で制した。高速水着が着用できなくなったためか、自身が持つ日本記録には0・6秒及ばなかった。しかし、水族館でイルカの動きを観察して研究したというバサロキックで「周りの選手にも差がついたし、スタートはすごくうまくなったと思う」と話した。入江陵介は棄権した。

 古賀が棄権した同200メートルは入江が1分50秒71で2位に入った。28日の同100メートルでは、入江と古賀の直接対決が実現する予定だ。