<アジア大会:競泳>◇18日◇中国・広州

 男子200メートル平泳ぎ予選に、9月の日本学生選手権で2分8秒94の今季世界2位のタイムを出して一躍脚光を浴びた冨田が登場。最初の50メートルをわずか10回のストロークで泳ぐなど力みもなく「楽しく大きく泳げればと思った」とリラックスした様子で話した。

 先輩の北島が右肩などの痛みで棄権することになり「(北島)康介さんに勝ちたいという気持ちでやってきたので、最初聞いた時はショックだったけど、日本の平泳ぎの力を見せたい」と力強い。決勝では「最低でも2分8秒台を出す。アジア新、世界新も狙う」と宣言した。