全国高校体育連盟(全国高体連)は25日、東北4県(青森、岩手、秋田、宮城)での全国高校総体を7、8月に予定通り開催すると発表した。

 高体連によると、東日本大震災の津波による壊滅的な被害で岩手県宮古市での開催を断念したセーリングは、秋田での代替開催を検討しているという。さらに開閉会式など運営は震災による各県の厳しい財政を考慮し、簡素化する。全国高体連の梅村和伸専務理事は「大会経費の削減に努め、できるだけ質素な大会にしたい」と述べた。