バスケットボール女子日本代表のエースで、ポイントガードの大神雄子(28=JX)が3日、米プロリーグのWNBAへの再挑戦を目指し、2008年にプレーしたマーキュリーのキャンプに参加することを正式に表明した。昨年もマーキュリーのキャンプに参加したが、最終登録メンバーに残れず「昨年の分も、ぶつけたい」と意気込みを口にした。

 大神は08年にマーキュリーで開幕メンバーに入り、日本人で萩原美樹子(41)に次ぐ2人目のWNBA選手となった。ことし8月にロンドン五輪予選を兼ねるアジア選手権(長崎県大村市)を控えるため、代表チームを離れることで悩んだそうだが「代表も世界と戦う。自分が海外に出ることが、代表にもプラスになると思った」と話した。

 8日に渡米し、15日からのキャンプに備える。