ロンドン五輪の総合馬術団体の地域予選会最終日は11日、英国のウッドストックで行われ、日本は五輪出場枠を争ったオーストラリアを3日間の合計で上回り、この種目で2000年シドニー五輪以来3大会ぶりの五輪出場を決めた。

 日本は前日までの馬場馬術と野外騎乗(耐久)でリード。この日の障害飛越でも佐藤賢希(明松寺馬事公苑)土屋毅明(フリー)根岸淳(東武乗馬ククレイン)らが安定した騎乗を見せ、失権(失格)者が出た北京五輪銀メダルのオーストラリアを破った。