ラグビー日本代表は15日、W杯1次リーグ第2戦ニュージーランド戦(16日、ハミルトン)に向け、試合会場のワイカトスタジアムで非公開調整を行った。

 練習後には元ニュージーランド代表のカーワン・ヘッドコーチ(HC)が会見に出席。同HCは「(オールブラックスに)勝ちたいと思う。だが我々はピークを間違えてはいけない」と話し、あくまでも勝ち星が計算できるトンガ戦(21日)カナダ戦(27日)に照準を合わせていることを明かした。

 日本は95年W杯南アフリカ大会で、ニュージーランドに17-145の歴史的大敗を喫している。カーワンHCは「95年から試合自体が変わっているし、日本はトップリーグが始まって、選手も成長した。いかに成長したかを、世界に見せる機会になる」と言いながらも「私たちはディズニーランドのジェットコースターに乗っているように、上下のある中を通っている」と独特の表現で、まだ日本が発展途上であることを説明した。