短水路日本選手権(11、12日)の公式練習が10日、東京・辰巳国際水泳場で行われ、女子平泳ぎの渡部香生子(15=JSS立石)ら有力選手が調整した。日本選手権に向けた「前哨戦」となる大会だが、100メートル個人メドレー(11日)と200メートル平泳ぎ(12日)に出場する渡部は「目標は(200メートル平泳ぎで)中学新記録を出したい」と、自らの持つ短水路記録(2分19秒05)の更新を誓った。なお渡部は、3月上旬に行われるプレ五輪大会の英国選手権にも出場する。

 男子背泳ぎの古賀淳也(24=第一三共)は「スピードをしっかり上げていきたい」、同平泳ぎの立石諒(22=NECグリーン)は「前半から攻めるレースをしたい」と意気込んだ。