全日本柔道連盟(全柔連)は27日、講道館で審判委員会を開き、4月の国内大会から女性審判員のスカーフ着用を提案した。3月の理事会で正式に決定する。

 これまで審判員は男女とも同じネクタイ姿だったが、川口孝夫委員長は「最近は選手と同じく女性の進出が目立つので、服装にも配慮した。関心を抱き、女性の審判員が増えてくれればいい」と話した。全柔連によると、全国大会を担当する女性審判員は47人。年々増加しているという。

 国際大会では既に導入され、着用は本人の意思に委ねられている。