<W杯スキー:ジャンプ>◇個人第26戦(最終戦)◇スロベニア・プラニツァ◇フライングヒル(HS215メートル、K点185メートル)

 竹内択(24=北野建設)は22位で終え、総合は自己最高の13位。練習ノートに記した今季の目標「総合30位以内、表彰台に上がる」を達成し、充実のシーズンを終えた。「簡単ではなかったけど、自分のジャンプをすればできると感じた」と口元を緩めた。

 「いかに欲を出さずに、肩の力を抜くか」を模索したシーズンだった。バンクーバー冬季五輪2冠のアマン(スイス)を参考に、より下半身を使って飛び出すように改良するイメージも浮かぶ。来季は「総合10位以内、表彰台に5度上がる」と書くつもりだ。