<W杯スキー:男子ジャンプ>◇団体第1戦◇22日◇ドイツ・クリンゲンタール(HS140メートル、K点125メートル)

 ソチ冬季五輪で銅メダルを獲得した清水礼留飛、伊東大貴(ともに雪印メグミルク)葛西紀明(土屋ホーム)竹内択(北野建設)で臨んだ日本が1068・9点で2位となった。

 五輪王者のドイツが1098・0点で優勝し、3位にはノルウェーが入った。

 日本勢は1回目に4人全員が130メートルを越える飛躍をそろえて僅差の首位に立ったが、地力のあるドイツに2回目で逆転を許した。

 ◆葛西紀明の話

 「練習でほかのチームが調子良くて、表彰台は厳しいかなと思っていた。チームとしていい力を出せた。ソチの時よりも自分たちのレベルが一つ上がった感じがする」。

 ◆竹内択の話

 「2位になれるとは思っていなかった。去年もここで3位。2位になれたのはチームとして強くなっている証拠だと思う。すごく良かった」。

 ◆清水礼留飛の話

 「いいスタートダッシュになった。個人的には満足できるジャンプではなかったが、今季のいい流れはできたと思う」。

 ◆伊東大貴の話

 「きょうは条件も安定していたし、平等だった。その中で表彰台に立てたのは良かった。練習不足の中ではいい仕上がりだと思う」。