<高校ラグビー:京都成章62-0新潟工>◇2回戦◇30日◇花園

 3大会ぶり出場の京都成章(京都)が大勝で初戦を突破した。

 前半1分にドライビングモールからフランカー北條拓海(2年)が抑えて先制トライを奪い、同3分にはプロップ紺屋毅(3年)がチーム2本目のトライ。立ち上がり3分間で14点リードを奪い、主導権を握り、自信を持つ守備力で完封勝ちにつなげた。

 NO8呉季依典主将(3年)は「僕らにとっては高校に入って初めての花園なので、みんなかなり緊張していました。試合前から笑顔がぎこちなくて…」と初戦突破を決め、ほっとした笑みを浮かべた。湯浅泰正監督(50)は「試合開始からすぐ点を取れて。こんなん初めてちゃいますか?

 ビックリです」と笑顔を見せつつ「新潟工さんの強みのモールをしっかり抑えたかったけど、押されてしまった。ディフェンスのチームなので、次からは目標とするプレーをもっとしっかりやりたい」と課題も口にした。