フリースタイルスキーでソチ冬季五輪男子モーグル代表の遠藤尚(忍建設)が、腰椎の圧迫骨折のために今季中の復帰が難しくなったことが10日、分かった。

 小林茂コーチが明らかにした。

 9日に米ユタ州ディアバレーで行われたW杯の予選後の練習で転倒して痛めた。決勝を棄権し、病院で検査を受けた。同コーチは「帰国して精密検査を受けるが、今季中の復帰は難しい」と説明した。

 24歳の遠藤は今季開幕戦から2戦連続で表彰台に立った。14日にクライシュベルク(オーストリア)で開幕する世界選手権代表にも選ばれていた。