<アジア大会・競泳>◇18日◇中国・広州

 男子200メートル平泳ぎの冨田尚弥(中京大)は金メダルにも笑顔はなかった。この種目を欠場した北島に次ぐ今季世界2位の記録を持つ21歳の成長株。予選通過後に「(ともに2分7秒台の)世界記録かアジア記録を狙う」と意気込んだが、優勝したものの2分10秒36と平凡なタイムに終わった。「ダメでした~。(原因は)よくわからない。10秒かかると絶対思わなかった。悪くても8秒台が出ると思った」と悔しがった。