関東大学ラグビーの対抗戦は明日20日に帝京大対明大の全勝対決。明大が勝てば13年ぶりの優勝が決まるが、帝京大SO森田佳寿主将(4年)は「モチベーションの高い相手に打ち勝てば成長できる」と張り切っている。帝京大は勝てば唯一自力優勝の可能性が残る。既に今季は早大、慶大を下し「早慶明総なめ(全勝)」はチーム史上初、対抗戦史上でも69年日体大以来の快挙になる。森田は「努力の結果がそうなればうれしいですね」。明大相手には一昨年は56-0と完勝も、昨年は14-20で敗れた。両軍とも強力FWが武器。岩出雅之監督(53)は「そこにはこだわっていきたい」と、真っ向勝負のつもりだ。