ラグビー日本代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(52)は6日、日本協会で会見し、11月の欧州遠征を総括。ルーマニア、グルジアとのテストマッチに連勝し、一定の満足感を得たとした。同時に15年W杯に向けた課題に、スクラムと筋力アップを挙げた。フランス代表を例に、体格で劣ってもスクラムで負けないFWをつくることを目指すとした。遠征終了後にはイタリアへ飛び、セリエAのインテルミラノの試合を観戦。DF長友佑都(26)について「彼を見てると小柄なことは不利でなく、アドバンテージにさえ映る」とすっかりほれ込んだ。「日本ラグビー界は『体が小さいから』とか『プロじゃないから』とか言い訳ばかり」とバッサリ。長友を見習え、と言いたげだった。