20年東京五輪追加競技に立候補したウエークボードの日本協会と、会場に名乗りを上げた大分県竹田市は7日、都内で会見を行い、同協会・薄田克彦会長が「日本の実力は世界でトップ級。金メダルをとる自信がある」とアピールした。一昨年の国際オリンピック委員会(IOC)総会で1度は正式競技から落選したが、昨年12月の競技数上限撤廃を受け、再び手を挙げた。

 昨年のアジアビーチゲーム金メダルの安井寿紀は「水上のダイナミックなジャンプや技が魅力」。スノーボードで06年トリノ五輪出場の成田童夢、今井メロの弟で、ウエークボード日本代表の成田緑夢(ぐりむ=20)は「(スキーハーフパイプと)夏と冬の五輪に両方出ることが夢」と話した。