NFLのロジャー・グッデル・コミッショナーは27日、違法な闘犬賭博への関与や動物虐待などにより約2年間の収監刑を終えて釈放されたQBマイケル・ビック(元ファルコンズ)に対し、無期限の出場停止処分を条件付きで解除した。早ければ10月の第6週にも復帰できる可能性が出てきた。複数の米メディアが報じた。

 グッデル・コミッショナーは「周囲から得られる支援を最大限に生かし、人生とキャリアの再構築に専念することを強く勧める。そうするならばNFLは支援する」との書簡をビックに送った。これらの行為に対してビックは「再び機会を与えてくれたことに感謝している」と代理人を通じてコメントした。

 だが、29歳という年齢や選手としてのブランクから、ビックの獲得に名乗りを上げる球団があるかは疑問視されている。