<高校ラグビー:京都成章8-7佐賀工>◇3日◇準々決勝◇花園

 佐賀工がノーシードの京都成章(京都)との対戦で1点差に泣き、8大会ぶりの4強進出はならなかった。FWのプレッシャーも予想以上にきつく、前半はノートライに抑えられた。0-5とリードされたまま後半に突入。後半ロスタイムで1トライを返し1点差まで追い上げたが、反撃もそこまでだった。この日はSOで中心選手の染山主将のランプレーを生かすためにCTBやFBにつけ、SH山口をSOへ、FB江頭翔をSHへとポジション変更を行った。ポジションチェンジも効果が上げられず、染山は「相手のディフェンスがきつくて思うようなプレーができなかった。風上の前半にPGを狙えば流れが変わっていたかも」とうつむいた。