<ラグビー:トップリーグ・プレーオフ>◇決勝◇30日◇東京・秩父宮ラグビー場

 サントリーはリーグ4位から優勝を狙ったが、3シーズンぶり2度目の戴冠はならなかった。前半をリードして終えながら、後半開始から同23分までに22点を失い、主導権を手放した。主将のNO8竹本隼太郎は「前半40分と後半最後の20分は、自分たちのラグビーができていたが…」と言い、SH日和佐篤は「(準決勝で)東芝にも後半早々やられたし、ハーフタイムには『最初の10分が勝負』と話し合っていたのに」と悔しそうだった。

 エディー・ジョーンズ監督は「そこから学んで、ブレークダウン(ボール争奪戦)を修正できたら、日本選手権では勝てると思う」と話していた。