大相撲の立浪一門は22日、東京都内で一門会を開き、来年初場所後の役員改選で現職の大島理事(元大関旭国)と、新理事候補として伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)を擁立することを決めた。

 現職の理事で、教習所長などを務める友綱親方(元関脇魁輝)は出馬しない意向。

 また、この日の二所ノ関一門会で、同一門から貴乃花親方(元横綱)ら従来の3人を上回る4人が立候補を表明した。協会員からの理事の定員は10人であるのに対し、各一門からの立候補予定者数は、二所ノ関4、出羽海3、立浪2、高砂と時津風がそれぞれ1で11人となり、初場所後の理事選挙は4期8年ぶりに投票に持ち込まれることが確実な状況となった。