大相撲の大関琴欧洲(28)、関脇琴奨菊(27)の佐渡ケ嶽部屋の2人が1日、東京・墨田区の春日野部屋に出稽古した。春日野部屋の栃煌山、栃ノ心、栃乃若、栃乃洋、木村山の5人に、八角部屋の隠岐の海も出稽古に訪れ、幕内8人による熱のこもった申し合いが繰り返された。17勝2敗と好調だった琴欧洲は「あと1週間で初日。あっという間に来ると思う」と、8日初日の技量審査場所に向けて、気を引き締め直した。千葉・松戸市に部屋を構える佐渡ケ嶽部屋勢が、都内に出稽古するのは珍しいだけに、琴奨菊は「雰囲気がよかった。頑張れそうな稽古」と、最多の幕内力士を抱える春日野部屋での稽古を終え、自らも手応えを感じていた様子だった。